2002年5月4日(土曜日)

今朝は胸の痛みが少し治まっているような気がする。気がするだけかもしれないけども、それだけでとても幸せな気分を感じる。そんな自分はひどく安っぽい気がしてしまった。

入院中のベッドは一方向が壁。残り三方向はカーテンでその世界を閉じている。少し気分を変えてみたいととカーテンを開けてみた。が、俺はすぐにそれを厭がった。

あっという間に夜。あっという間なのは日記の中だけで、本当はちゃんと1日24時間過ごしている。そしてあっという間なのはそれほど退屈に過ごしているということに違いない。そんなことをだらだら考えているうちに、ベッドにお茶をこぼした。それも豪快に。こういうときどうしていいのかよく分からないので、とりあえずタオルを2枚掛けておいた。

そういえば、昼間に頭を洗った。祝日中は本当は駄目らしいのだけど、特別に許可された。なぜ許可されたのかは分からないし、追及もしようとは思わないけども、入院中の”特別”という言葉は非常に危うい。なんだか危険な香りしかしない。

ようやく消灯。

明日になればもっと胸の痛みがなくなっている気がする。そう思うと少し楽しくなってきた。

ストリートの黒幕

今日からあなたが居ない世界 今から僕は要らない世界

0コメント

  • 1000 / 1000