2002年5月3日(金曜日)

今日は最後の点滴の日。最後の割には針を通すときにも痛くなかったし、2時間くらいで終わってしまった。けれど頭痛はひどかった。

点滴をしている間、窓ふきの業者が窓を拭いていた。ゴールデンウィーク初日なのに大変な仕事だ。そんな窓ふきが終わらないうちに主治医以外の先生から病について丁寧に説明を受けた。どうやら治る方向で日々を送っているらしい。なぜこうなったのか。なぜ治っているのかが分からないので、連休明けの治療方法は決まっていないのだという。決まっていないのか。

今日は1日がいつもよりも長い。毎日は24時間平等に流れているはずなのに。あまりに退屈なので昔を思い出そうとしたが、それを俺は許さなかった。なのであっさり止めてしまった。退屈なのは変わりはないので、テレビを点けたり消したりを繰り返していた。あまりに詰まらない番組ばかりで余計に時間の流れが遅くなってしまった。

時間が経つにつれて立ち止まっている現状に恐怖を感じる。自分にだけ時間が流れていない、いや無駄な時間が流れている気がする。もし入院していなかったらどんなことができただろう?どういうことを得とくすることができたのだろう?おそらく何もできなかったし、何も得とくすることはできなかったんだろうな。そうこうしてるうちに夜を迎える。夜は不安を少し消してくれる。

ストリートの黒幕

今日からあなたが居ない世界 今から僕は要らない世界

0コメント

  • 1000 / 1000