2002年4月29日(月曜日)

入院4日目。何も感じることなくただ生きているだけの朝。長くて短い1日の始まりなのである。どうやら窓が開いているらしく少し寒い。まだまだ冬の匂いが残っている。果たしてこの病は完治するのだろうか?俺は答えを知っているけども、ここでは書かないことにする。

気分がいいのか悪いのか。調子が戻っているのか悪化しているのか。それさえも分からない。この小さなベッドだけが今の俺の世界。4日間、景色はおろか、空さえも見ていない。もしかしたら、この世界はすでに滅んでいるのかとさえ思ってしまう。

1日に何度も鏡を見て顔色を確かめる。白い。悪い具合に白い。まさに病人がそこにいるのだ。とはいえ、俺は医学上は怪我人にあたるらしいのだけれど。

明日は検査。

ストリートの黒幕

今日からあなたが居ない世界 今から僕は要らない世界

0コメント

  • 1000 / 1000