デジタル化のすゝめ

こんばんは。ちゃんと仕事もしてますよ!黒幕です。

「紙のほうが早くて便利やん!」

これはもう昔からよく言われた言葉だ。そして一理ある。そう。メモならばそれでいい。だけどもあとから利用する情報はそれでは駄目だ。駄目じゃないけど不便だ。

具体的な例を挙げよう。

管理する顧客が1社から2社になったときに俺は配線図のデジタル化を提案した。打合せではあっというまに却下された。

「今のままで不便はない」

「覚えているからいい」

「紙で十分」

デジタル化をするときに、今すぐ便利になるパターンと、未来に向けて便利になるパターンがある。今すぐ便利になるパターンだとすれば、それは今既に困っている可能性が高い。逆にこっちのほうが提案は通りやすい。今不便だからね。けども、SEとしては将来不便になる可能性があることを先回りして潰しておくということをよく考える。そしてこの提案は通りにくい。今不便ではないからだ。まぁ俺のプレゼンが分かりにくいというのもあるのは確かだろう。

時は流れて管理する顧客が10社になった。このあたりから事情が変わってくる。記憶では対応できないレベルに達してきたのだ。「紙で十分」と言っていたが、その紙を探すのに時間が掛かる。デジタル化していたなら検索ボタンであっという間に知りたい情報にアクセスできる。そう。デジタル化のメリットはここにある。検索の高速性だ。これが100社、200社になると100枚、200枚の紙の束から該当の顧客を探す必要がある。デジタル化していたなら対象が何件だろうが関係ない。検索一発だ。WEB化していたなら会社に戻ることなく外出先からでも情報にアクセスできる。さらにメンテナンスも履歴管理も簡単。

この状態になって、もう一度、配線図のデジタル化を提案。もはや反対する人など誰もいなかった。本来ならばこうなる前にデジタル化しておけば、しなくてもよい苦労をする必要はなかった。けども、しなくてもいい苦労をしたからこそ、俺の言っていることを理解してもらえたし、俺の技術の必要性も理解してもらえた。常に先回りの提案をして、それが上層部で常に受け入れてもらえたなら、会社の中でSEのありがたみって理解してもらえないのかもしれない。淋しいと言えば淋しいけども、そういう仕事なのだ。

デジタル化するのは大変だ。社内に情報システム部でもあるのなら別だが、そういうのがないとなれば外注に出すしかない。それには莫大なお金が必要になる。かと言って、社員として迎えてもよいと思える人材を探すのも大変。そもそも何ができれば自分たちが望んでいることを叶えてもらえるのか図ることができない。それでも個人的には社内SEを雇うべきだと思う。その職種はまさに自社を守ってくれる門番なのだ。


なんていうとこのサイトを思い出したのだった。

ストリートの黒幕

今日からあなたが居ない世界 今から僕は要らない世界

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