「楽しい」という角度

これは小難しい話だ。シンプルであるが故に余計に難しい話になる。価値観というか物を捉える角度の問題なのかもしれない。

自己満足。本当にそれだけを目指すのならば自室でシコシコやっていればいい。なにも人前に出る必要なんてない。自己だけで満足できないから他人を巻き込もうとする。自分の価値観を認めてもらいたいとか、単純に凄いねっ!って言ってもらいたいとか。他人からの評価が自己満足に繋がる。

楽しいという感覚もそう。自分ひとりが楽しいということで良いのなら、これも自室で完結するはず。例えば、パズルを完成させるとか別に他人に評価してもらわなくても良い。逆に他人に「ほら見て!すごくない?このピースの数!」と自慢したくなるときもある。後者は人前に立つのと同じことだと思う。自分が楽しいと思っていることを他人にもそう思って欲しい。それが楽しいということなのだと思う。

ステージに立つ。自分だけが楽しいと思うことだけやっても誰にも共感してもらえない。自分が楽しいと思うことをやっているのだからこれで特に問題ないはず。だのに達成感がない。なんで誰も分かってくれないんだろう?なんて考えてしまう。次はどうすればみんなに楽しいという気持ちを分かってもらえるのか模索し始める。誰も共感してくれなかったステージ。それを数人が「楽しかったよ!」と共感してくれるようになる。ここでようやく自己満足を得ることができる。お客さんを楽しませるっていうのはそういうことなんだと思う。自己満足の共有。どうやったら自分の思っていることを余すことなく伝えることができるのか。

「黒幕さんはMC長くて曲少ないのはなんでですか?」

たまにそういうことを聞かれる。そう。そういうことなのだ。MCだろうが唄だろうが俺にとってはそんなことは関係ない。この想いをどう伝えるか。そしてそれを理解して欲しい。ただそれだけなのだ。

ストリートの黒幕

今日からあなたが居ない世界 今から僕は要らない世界

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